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「チリとチリリ」どいかや

公開日: : 最終更新日:2018/02/07 未分類, 読書日記 , ,

どいかやさんの「チリとチリリ」を読みました。

 

チリとチリリ、2人の女の子による冒険のおはなし。
どいかやさんの丹念に塗り重ねられた色鉛筆によるイラストが可愛らしくって、「どいかやワールド」を作り出しています。

「チリとチリリ」ってどんなお話?

「チリとチリリ」とは、2人の女の子(姉妹?双子?説明はありません)が自転車に乗って冒険するお話。
この第一作では、森に出かけます。

きっさてんに入って、飲み物を頼みます。
この飲み物が、どんぐりコーヒーとれんげティーというもの。
2つとも、本当にありそうなと思わされる、可愛くって追いそうな絵で描かれています。次にサンドイッチやさんに入ります。「はちみつパンのくわのみサンド」や「にんじんパンのゆずジャムサンド」など、またまた美味しそうな食べ物の描写です。

カフェやパン好きな女子なら、ぐっと刺さることと思います。まるでおままごとの世界みたい。

それから2人は水浴びしたり、昼寝をして過ごし、夕暮れ時にホテルに着きます。ホテルではちょうど演奏会の時間。森の演奏会、森の夜の時間を2人は楽しみます。

「チリとチリリ」世界の魅力とは

これまでいくつか絵本を読んできて思うのですが、絵本にはストーリー重視型と、絵の世界重視型があるのではないでしょうか?
ストーリーが際立つのは、やはり原作を絵とは違う方が書いている場合。あさのますみさん原作の絵本などを見ていると、非常にストーリーが凝っています。心理描写や状況描写が丁寧で、読者の共感を誘う感じ。

どいかやさんの場合、基本的にお話もご自分で作られるようで、その可愛らしい女の子らしい絵柄が物語の主役となっています。そこには読者の共感を誘うような説明も心理描写もなく、ただその絵で読者を世界に誘い込むのです。

たとえば、どいかやさん以外の人が「はちみつパンのくわのみサンド」や「にんじんパンのゆずジャムサンド」の場面を描いてもそそられないし、ただひたすら淡々と流れるような「チリとチリリ」の物語の雰囲気は決して出せないと思うのです。

それくらい、絵が独特で、丹念で、繊細で、ほうっと見惚れてしまうくらい美しいどいかやワールドなのでした。

「チリとチリリ」シリーズ

この独特な世界感を持つ「チリとチリリ」シリーズは合計6冊出ています。

チリとチリリ うみのおはなし

チリとチリリ はらっぱのおはなし

チリとチリリちかのおはなし

この絵をただ眺めて浸りたいがために、全シリーズ集めて手元に置いておき、娘と一緒にページをめくりたくなるお話です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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  • すなみち@絵本製作勉強中。都内在住。本業はweb製作。夢:海のそばで暮らすこと。趣味:スクラップブッキングと本を読むこと。頭の中を文章化しないと整理できないタチで日々書いてます。


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