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「すーちゃんとねこ」佐野洋子

公開日: : 最終更新日:2018/02/07 未分類, 読んだ本 , ,

これを読んだとき、何だかすごく惹かれました。
内容は、ちょっといじわる。残酷。
でも読後感は悪くない。
納得いかなくて、何度でも読みたくなる。
平和なようで、平和じゃない。ざわざわする。

そんな印象を持ちました。

「すーちゃんとねこ」のあらすじ

すーちゃんとねこは、仲良し。
ある日一緒に歩いていると、ねこちゃんが飛んできた風船を捕まえました。

ふうせんがほしいすーちゃん。
いきなりうばって、家まで逃げこみ、カギまでかけてしまいます。
うらめしそうに、外から覗き込むねこちゃん。
すーちゃんは、ふうせんにキスして、一緒におやつを食べて、服も着せます。
お風呂に入って、夜も一緒に寝ます。

ねこちゃんは、悲しくて一晩中外で起きていました。

翌朝、ねこちゃんはまたふうせんをつかまえます。今度はたくさん。
またすーちゃんがやってきて、ふうせんをほしいといいます。

でもねこちゃんはふうせんを全て飛ばしてしまいます。
それにつられて、すーちゃんも自分のふうせんをとばします。
2人の目線は、空の上へ。

「すーちゃんとねこ」の残酷さ?

佐野洋子さんの、何ともいえない子どもの無邪気な絵柄もいいんですよね。
子どもっていじわるで、残酷で。
そんな雰囲気が出ています。

でも私は、すーちゃんがふうせんを家に連れて帰って、キスしたりお風呂に入ったりするところ。なんかね、ふうせんじゃなくて、別の何か?に見えて仕方なかったです。
それを恨めしそうに、泣きながら見ている猫がまた。
佐野洋子さんの、裏のメッセージがありそうで。
加虐心というんでしょうか。ぞわぞわしました。

すーちゃん、お尻の見える服を着ていて、プリプリしていて、髪もぼさぼさで、全然きれいな子どもじゃない。でもそれがいい。
うちの娘も、今2才ですが、乱暴でかんしゃく持ちで、あざとくて。
でもそれがいい。
そんな感じを思い出しました。

佐野洋子ワールド全開。
子どものリアルな心を味わえる本でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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